ほかほかのちっち

タイとBLと私

Theory of Love感想  EP.7&EP.8

WOWOWプライムで放送中のタイドラマ「Theory of Love」のEP.7・EP.8の感想です。

 

※先の展開のネタバレは避けますが、EP.7とEP.8のネタバレはがっつりしてるので注意

 

参考:放送スケジュール↓

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EP.7 反転

 

【ざっくりあらすじ】

サードが自分にとって大事な存在だったと気がついたカイ。しかし、自分のサードへの気持ちは恋愛感情なのかどうかで困惑していた。

ある日、学部と劇団の資金調達のために行われたオークションで、サードが誕生日プレゼントとしてカイに貰ったDVD「FLIPED」を出品するのを見たカイはサードに憤る。

そんなカイにトゥーとボーンは「カイがプレゼントを捨てられて怒るのは女の子が相手の時だけだった」と指摘する。自分は本当にサードのことが好きかもしれないと感じたカイはサードを振り向かせると決め、あの手この手でサードにアピールするも上手くいかない。

「奥の手」として、カイはサードが脚本で参加している劇に音響班として関わろうとサードに付きまとう。劇団ではその頃、主役のオーディションの真っ最中。なかなかイメージ通りの主役が見つからず困っていたチェーンは、サードについて来たカイを見て、カイを劇の主役にしたらどうかと提案する。

サードと見せ場のシーンのかけあいをやってみせたカイは、晴れて主役として劇に参加することになった。

 

 

EP.7 感想

 

「反転」というサブタイトル通り、この回からカイ視点で物語が進んでいきます。

 

もうびっくりなんですけど、

前回まであんなに「このク〇野郎…」と思ってたカイをこの回見終えたころにはかわいく思えてるっていうね。

 

カイは良くも悪くもなんかピュアな人間だなあと思います。 

 

個人的にお気に入りなのは

サードの脚本の中から「この先君がどれだけたくさんの人に出会っても僕はいつもそばで見ているよ」というセリフをカイが見つけるシーン。

 

ここではカイがそのセリフをサードに向けて言うんですが、

同時に、このセリフはサードがずっとカイに言いたかったことじゃないかなあとか考えながら見るとちょっとエモを感じる。

 

あとはサードを見て「こんなかわいい友達がいたなんて」と思うカイ。

遅えよ!!!!気づくのが!!!!

というかこのシーンのアップのサード、作画気合入りすぎじゃないですか…お顔がきゃわわわわ…

 

ラストのサードの脚本を超えるカイは、サードの想像を超えた展開が起こり始めていることを示唆しているようだなと思います。

劇の主役がカイの特徴まんまなのは、サードが愛について考える上でカイの存在は避けて通れないってことなんでしょうか。

トゥーが「人を愛することができないカイが、誰かを愛することができるのだとしたら、その誰かはサードかもしれない」と言ってましたが、

なんかこの回を見た後だと、これって逆もまたそうなのかなとふと思いました。

 

 

 

EP.8 あなたは私の婿になる 

 

  【ざっくりあらすじ】

主役として劇に参加することになったカイはサードに近づくために張り切るが、劇に演出助手兼脚本助手として先輩・アンが参加することになってから一変。劇の仕事を通してサードとアンが親密になっていく様子を見て焦る。

ある日、サードを映画に誘うも「用事があるから」と断られたカイは、モールにサードとアンが来ていないか見に行く。カイの予感通り、アンと一緒にいるサードを見てしまったカイは今までにない悲しみを覚える。

これ以上、アンとサードを見ることに耐えられなくなったカイは劇団を辞めると決め、サードの元を訪れる。いつかサードと二人で話したことを思い出すカイ。「もう一度チャンスがほしい」と劇場で一人、居眠りをしていたサードにキスをする。カイに気がつき、目が覚めたサードは激昂し、「二度と顔を見たくない」とカイを追い払う。

しかし、劇場を去りバイクに乗って帰る途中、カイは事故でひどい怪我を負ってしまう。

 

EP.8 感想

 

カイの誘いを断ってアンと映画に行くサードとそれを見てしまったカイという序盤と真逆の構図。

初見の時の私はこの仕掛けにビビった後、ようやく「あれ、そういえばあれもこうだしこれはこうってこと?!」と気づきめちゃくちゃ興奮しました。何言ってんだ

 

この回のお気に入りは冒頭のワークショップに参加するカイのシーンです。

テーマから連想するものを絵で表現するっていう内容なんですが、

カイは時計から「サード」を連想するんです。

理由は「過去・現在・未来、人生のあらゆる瞬間に一緒にいる人だから」なんですけど、これが私的にこの後の展開でめちゃくちゃ効いてくるんですよ…

あと単純に素敵な表現だなあと。

サードから言えば「キザったらしい」んでしょうが、カイのこういうところかわいい。

 

あとは、回想シーンでサードとカイが映画を見終えた後「自分ならどんな結末にするか」話し合うところも好き。青春してるよね。

というか回想のサードは今見るとすごく切ない…。

カイへの一言一言をどんな気持ちで言ってたのか想像すると苦しい。

 

しかし、この回のラスト手前くらいまでは「カイかわいいじゃん頑張れ」って気持ちに大体なるんですけど、居眠りしてたサードにキスしちゃったあたりから「ああ!!どうして!!!!」ってなるんですよね。どうして…

 

次回の冒頭あたりは、カイの核心に触れるような内容なので楽しみです。

 

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繁忙期でばたばたしていたらリアルタイムでは最終回迎えちゃいました。

明日(正確には明後日か?)は特別編の放送ですね。楽しみだ~

ブログは私が見るペースで適当に最終回まで+特別編まで書けたらいいなあと思います。

では!