ほかほかのちっち

タイとBLと私

Theory of Love 感想  EP.9 &EP.10

タイドラマ「Theory of Love」EP.9とEP.10の感想です。

(ドラマは現在RakutenTVにて視聴できます)

 

※先の展開に関するネタバレはありませんが、EP.9とEP.10のネタバレはしているのでご注意ください。

 

前回からだいぶ空いたけどやっと見れた…('_')

 

 

 

 

EP.9  「3つの悲しい愛」

 

【ざっくりあらすじ】

 

バイクの事故によって大怪我をしたカイはサードとアンによって、病院に運ばれる。

意識が戻ったカイの目の前にはトゥーとボーン、そしてカイをずっと看ていたというサードの姿があった。怪我をしたカイは演劇の主演を降り、音響班に入ることになる。カイは改めてサードに今までのことを謝り「もう絶対に嫌なことはしない」と約束するが、サードはそれに対して何も言わなかった。

 

翌日、退院することになったカイを、サードが迎えに来る。サードのことを乗り越えようとしていたカイはサードに一人でも大丈夫なように振舞う。しかし、無理をしているせいで怪我の治りが遅いカイを見かねたサードはカイの世話をすることに。そんなサードにカイは、たとえ想いを押し殺すことになったとしても良い友達であろうと誓う。

 

映画専攻の生徒でテストを終えた記念にプールパーティーが開かれる。そのパーティーで偶然、かつてカイの恋人だと思っていたプレーウにサードは会う。

プレーウから「実はカイとは付き合ってなかった」と聞かされ、なぜカイはそんな嘘をついたのか考えるサード。そんな時、突然会場で乱闘騒ぎが。騒ぎの中心にいたのはカイとアン。「アンがトイレで女の子とイチャついていた」と憤るカイに、サードがなぜカイが怒っているのかと聞くと、カイは「サードのことが好きだから」と告白する。

 

 

EP.9 感想

 

冒頭、カイがモノローグで、「自分がわがままに振舞うのは傷つくことを恐れているからで、傷つくことを知らなかった自分のハートは無敵だった」と言ってましたが、

 

それを思うとカイがサードの告白ビデオを見たときに拒絶したのは、「サードに本気になって傷つくこと」を恐れたからなのかなあとか、

 

2話で映画を見に行ったときに、映画のヒロインに「自分の想いをはっきり言えばいいのに」って言ったのもカイが「無敵のハート」を持っていたから「傷つくこと」がまだ想像できなかったからなのかなあとか、なんかそんなことを考えました。

 

EP.5&EP.6の感想の時にもちょっと書いたんですけど、

 

kusodekatameiki.hatenablog.com

 

 

カイがサードの告白ビデオを見た後に、サードに「友達に戻れないか」って言ったのも、まさにこのあたりが理由なんだろうなあと。

 

 

相手を乗り越えようとするたびに「良いこと」が起きて、なかなか吹っ切れられないという前半の展開の踏襲がここでも出てきます。

 

サードがカイを洗ってあげるシーンが好きです。なんかここまで衝突を繰り返してきた末に、辿り着いたあの距離感がすごいきゅんきゅんする。

 

そして、どんなときでもカイの「12時きっかりにご飯」っていうルール守ってあげようとしてるサード優しい。

 

それからプールパーティーのあの間の悪いゲームの数々が好きです。よくあんなピンポイントで微妙な質問できるな…。カイがサードについての知識量でちょっとマウントとろうとしてるのもなんかかわいくて好き。

 

 

 

 EP.10 「はじまりのうた」

 

【ざっくりあらすじ】

 

カイの想いを聞いたサード。しかし、「また傷つきたくない」と拒むサードにカイは「いつかまた好きになってもらえるようにいい人間になる」と言う。

心を開いてカイを受け入れることにしたサードは、カイともう一度二人の関係を始める。

そんな折、劇の挿入歌を歌う歌手を決めるオーディションに現れた「シンシン」がカイに近づくことにサードは不安を覚える。

 

プールパーティーでリンに告白して付き合うことになったトゥー。しかし、乱闘騒ぎの後、アンが「トイレで女の子とイチャついていたのは、好きな人に恋人ができて自棄になったからだ」と話しているのを聞いたトゥーは、アンが好きな人は自分のことではないかと思い始める。

トゥーが直接そのことを聞くと、アンは実は新入生歓迎会の時からトゥーのことが気になっていたということを告白する。

アンの告白に戸惑うトゥーだったが、劇場を出てリンと帰ろうとしたその時、停電で劇場が真っ暗になるのを目撃する。暗闇が苦手なアンを心配し、駆けつけるトゥー。

しかし、アンと身を寄せ合っているところをリンに見られてしまう。

 

パーンの編集の仕事を手伝う内に、彼女には既に恋人がいて、もうすぐ結婚することを知ったボーンは、なりゆきで、パーンの結婚式で流すビデオを作ることになる。

ある時、ボーンはビデオ用の素材ファイルの中にパーンの恋人が別の女性と二人で写っている写真を見つけてしまう。

恋人が浮気をしていることに気づいてしまい荒れるパーンを宥めるボーン。しかし、彼女を家に送っていった時のパーンの言葉をきっかけに急接近する。

 

 

EP.10感想

 

 

すっごいキスするじゃん…

 

 

ごめんなさい。色々感想はあったんですけど、ちょっと一旦これしか出てこなかったです。

 

前に一回してるけどこれは通じ合ってからのやつだから、なんかすごい…これ見てていいの?ってびっくりしちゃった…

 

そして、なあにあのおしゃれな告白の返事の仕方…。あんなおしゃれな返事ある????

その後の二人の喜び方の対比もかわいいです。全身で喜ぶカイとこっそり喜ぶサード。

 

この回ほんと、ここまで数々の試練を乗り越えてきた者達へのご褒美かってくらいかわいいがいっぱい詰め込まれてますよね。最後めっちゃ不穏でしたけど。

 

カイは元プレイボーイなはずなんですけど、なんかやることがかわいいよね。

授業中にこっそりサードの似顔絵描いたり(しかもめっちゃ上手い)、こっそり飲み物差し入れしたり…机の下でこっそりいちゃいちゃしてたりね…。

 

カイの「過去は葬って今と未来を生きていこう」ってセリフは今見ると「あ~~~~~…う~~~~~ん!!!」って感じです。(?)

これは次の感想記事のときに書きたいんですけど、セオラブはこういうのが本当にすごい。後半あたりからでてくる「過去・今・未来」っていうワードは大事だなと個人的にずっと思って見てます。

 

そういえば、シンシンがオーディションで歌ってた歌、今までどんな歌詞なのかあんまり意識できなかったのですが、ひとめぼれで人生が変わってしまうくらいの恋に落ちてる人が多いこのドラマの内容になかなか刺さる歌だなと思いました。

 

あと、今までの記事であんまり触れられてなかったトゥーとアンとボーンのことなんですけど、みんなこの回あたりで一気に関係が動いてきました。

 

もちろん今までの色々な積み重ねがあってこそなんですけど、

 

まずアン先輩がね…不器用でかわいい…。そりゃ本命そっちのけでサードかわいがってたら誤解されちゃうよ!!トゥーはよく自分のことなんじゃないかって気づいて本人に聞けるなあと思いました。心臓強いな。

 

ボーンはほんとにもう切ないんだけど、パーン先生に対する姿勢が大学3年生の貫禄じゃない。マジで。あまりにも「漢」としてもうできすぎてて…幸せになっておくれとしか…。

 

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さて、この感想記事も本編の方は次回で最後になります。(あとは特別編もありますが)

 

日本初放送でテンション上がりすぎたのをきっかけに書き始めて、うかうかしてる内に

放送はすっかり終わり、いつの間にか念願の動画配信サービスでの配信まで始まってました…。嬉しいけどね!

 

超微力なんですけど、

このブログでもちょっとでも、セオラブはいいぞっていうことが伝えられたらいいなと思ってます。

 

では!