先に書いておくと、
ここから下の文章は「今日で推しのオタク辞めよう」と決めたライブに向かう途中の電車で書きました。
結論から言うと、タイトル通りの結果になるのですが、ライブを終えて帰る途中の今、下書きやメモを読み返したら、めちゃくちゃおもろかったので載せときます。
よかったら一緒に笑ってください。
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8年推した推しのオタクを辞めました。
(一応書いておくと、タイは関係ないです。あと昨今、世の中を騒がせている某J事務所も関係ないです)
もっと悲しかったり、寂しくなったりするかな、最後にしようと思って行くライブは泣くかな、とか思ったんですが、
何も思いませんでした。
よく考えたら、ここで何か思うくらいなら、推しのオタク辞めてないですね。
初めから赤の他人同士である、私と推しの関係にこんなことを言うのもなんですが、円満担降りでした。
と言っても、清々しい達成感とともに、降りているわけではありません。
私の推しは、まだ道半ばのアイドルです。
彼女自身もよく「もっと売れたい!」と言ってますし、ファン的にも「まだまだいけるはず!」という感じですし、成し遂げたこともあるけど、叶えたいこともまだあるはずです。
私自身、それをこの先も……と思っていましたが、どうしようもなく、気持ちが切れているのをここ2年くらいは、感じていました。
そんな折、推しの所属するグループが10周年を迎えました。
盛衰の激しいアイドル業界、
増えもせず減りもせず……(と8周年までは、メンバー皆でよく言ってました。マジで誰も抜けたりしないで10周年は固いなと思ってたので、卒業するメンバーが出た時、かなり驚いた)
とはいかなかったけれど、10周年を迎えるグループを8年も追ったんだから。
もういいじゃないかと。
降りるなら、ここかなと思いました。
降りると決めたらすごく肩が軽くなって、やっと終わったと思いました。
もう何の後悔もないし、今日が終わったら、推しのオタクじゃない毎日にすんなり戻っていけると思いました。
今までありがとう、推し。
(ここまでライブ前)
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はい。
無理でしたね。
降りるなんて。
なーーーにが「何も思いませんでした」じゃ。
一曲目、ライブで何度も聞いた&ツアーのファイナル公演ではサプライズセトリ入りしがちなデビュー曲でお前はペンラもろくに振れないほどガチ泣きするぞ。
8年推してて初めてライブで生バンドきて、懐曲〜最新定番曲まで、お前が大好きな曲をこれでもかというほど歌うぞ。最高のバンドアレンジで新たに彩られたお前の推し曲は、今日で担降りすることも忘れて音源化を熱望したくなるほどいいぞ。
そして、気がつくとお前は両手上げて全力で踊り狂ってるぞ。(※オタクは皆踊り狂ってるのがあたりまえ&レギュレーション的にも許されてる現場です)
その頃には「降りると決めて入る現場こんな楽しいんだ……」とか思ってるぞ。
それでな、来年のツアーとか発表されて、
「あー、もう私はこれには行かないしな」とか、
コラボ情報も「降りるのにもうTシャツとかいらないでしょ」とか、
思いながら見てたんだけどな、
気づいたらメンバーのMC聞きながら、また泣いてて、
それもすごくエモい話とかじゃなくて、「いい曲歌いながら足攣ったわ」とかみたいなめちゃくちゃしょうもない話で泣いてて、
結局、最後、
推しのMCで
「私はもう辞めどきを見失っちゃいました。気づいたら、自分より歳上のアイドルは皆いなくなってたし、紅白出たいとかドームでライブがしたいとか、そういうことも現実的にどうなんだって、頭をよぎるようになって、あんまり言えなくなったけど、こうなったらもう最後までやります」
とか、そんなことを聞いたら、
「ああ、……自分ももう降りどきを見失ってるんだな」と思ってしまって、
こうなったら
辞めどきを見失った推しを、降りどきを見失ったオタクがまだ推してみるかと。
どっちかが先に辞めどきを見つけるまで、やってみようかなと、そんなことを思いました。
とりあえず、だいぶ緩くはなるけど、
苦にならないように、いけるとこまでやってみます。
まあ、ごちゃごちゃ書いたんですけど、
結局今回のライブが、降りるの辞めたくなるくらい、とにかくめちゃくちゃ楽しかった!!!!
そして、自分が8年間推していた気持ちは本物だったと感じて、
まあ、こんな風に思える現場は他にないなと、やっぱり思いましたね。
という……だけの日記でした。ちゃんちゃん。
皆もいい推しライフを!無理しないでね。