タイで放送中のドラマ「NOT ME」EP.2の感想です。
日本ではU-NEXTで配信中。(本国での最新話の放送から1週遅れで配信)
※EP.2のネタバレを含みます。
※原作未読です。考察についてはお手柔らかにお願いします。(;'∀')
↓前回の感想
kusodekatameiki.hatenablog.com
↓続く
EP.2 あらすじ
ホワイトはギャングのメンバー達と共に国立公園の中にあるタウィーの別荘に向かう。
無人の給油所でガソリンを盗み、警備員を制圧し、無人となった別荘の中でガソリンを撒く。目の前で行われる違法行為の数々にホワイトは戸惑い、自分の知らないブラックの一面に、兄との距離を感じる。
計画は最終段階に入り、ショーン達はついにタウィーの別荘に火をつけた。ところが無人だと思っていたはずの別荘に、まだ人がいることに気づくホワイト。
取り残されたその人を助けるために、燃え盛る別荘に入っていくも、ホワイトは意識を失ってしまう。しかし、ホワイトを追ってきたショーンによって助け出され、一命を取り留めた。
同じ頃、ヨックは、別荘の壁に残された風刺画の前で倒れていた謎の人物を助け出す。タウィーの部下ではないようだが、結局何者か分からなかったその人物に、ヨックは興味を持つ。
自分達の行為によって、危うく犠牲者を出すかもしれなかったことに激しく動揺するホワイト。
更に今回の計画はブラックが立てたものだと知り、ついには「ギャングを抜ける」とまで言った。
命の危機に直面して動揺しただけだろう、とその場を収めてくれたグラムと共にホワイトは帰還するも、再びブラックの容態が悪化したことによって激しい痛みに襲われる。その痛みはホワイトに決して現実から逃れることはできないと戒めるようだ。
トッドに頼み、バイクの練習をするホワイト。そこに現れたショーンと共にホワイトは、再びガレージに向かう。
EP.2 感想
いや、物騒すぎる。
NOT MEは今までにない新しいBLシリーズとは言われてますけども、こんなに物騒なBL私初めて……
寒い冬にぴったりのとても暖まる映像でしたね。ある意味。
冗談はさておき。
すごく一歩ずつ話が進んでいくドラマだなーと思いました。
ギャングとブラックの関係性は少し見えてきましたが、まだまだ謎だらけ。
ブラックの目的は社会への抵抗なのか、それとももっと具体的に何か原因があるのか…。
ギャングを抜けると言ったホワイトに対する、ショーンの涙の意味は何だったんでしょう?
ギャングを抜けると言ったことへの涙なのか、その後グラムについて行ったことへの涙なのか…。
ホワイトはショーンとブラックは仲が悪いのかもと言ってましたが、むしろショーンはめっちゃブラックのこと気にしてくれてそう。
私はEP.1あたりから、ショーンが実は今のブラックは偽物だということに薄々気づいてるのではという気がするんですけどどうでしょう?
「ブラックに戻れ」とか言ってたし、火事前のガソリン撒く時もそれとなくホワイトに逃げる隙を与えているような感じがします。
他のメンバーがいる時は様子のおかしいホワイトを責めていますが、そうじゃない時はなんかちょっと態度が柔らかい気がするし。
そう考えると、ホワイトが「抜ける」と言っていた時に涙したのは、「ブラックが無事ではない、何かあった」ということに気がついたから?
とにかく、ブラックの存在はギャングにとってすごく大きいみたいですね。EP.1では「ブラックはギャングに引き入れられた」ような印象だったのですが、むしろブラックがギャングを率いているみたい。
しかしグラムさん毎回イケメンすぎる……あんな優しくされたらすぐ好きになっちゃうね……
そして火事のシーンでのヨックの顔が美しすぎてびっくりしました。
グラムとホワイトがバイクに乗ってるシーンもすごくきれいだった。
「自由は魂の酸素」良いセリフですね。
セオラブも映像が美しかったですが、NOT MEもまた違う美しさがあるなと思いました。仄暗いんだけど、すごく透明な世界の切り取り方をしてるというか……。
やっぱり「THE BLUE HOUR」と近い感じがします。
U-NEXTではEP.2から主題歌に日本語字幕がつきましたが、これがもうめちゃしんどい……
これからストーリーが進んだらもっと「あぁ〜そういうことね……」ってなって苦しくなりそう。
先が楽しみですね(´∀`)
ではまた!