2月18日からWOWOWで放送中のタイドラマ「Theory of Love」の感想です。
【参考】放送スケジュール↓
今回はEP.1とEP.2の感想です。
先の展開のネタバレは避けますが、1・2話のネタバレはしてるので注意
感想の前にちょっとだけ自分のことを…
自分は今回の放送で「Theory of Love」を見るのは4周目になります。
回数で愛は量れないと思いますが、とにかくこのドラマが大好きで、
年末は朝から晩まで全話ぶっ通しで「Theory of Love」を見て過ごしました。
何度も見るくらい何故「Theory of Love」が好きなのかは、追々書いていきますが、
それでも今回のWOWOWでの放送が楽しみで仕方なかったのは、ただ好きなドラマだからという以外にも理由があって、
それは、今まできちんとした日本語字幕付きで「Theory of Love」を見たことがないからなんです。
3周中2周はYoutubeの公式動画、もう1周はDVDで見たのですが、日本語字幕付きで全話見るのは今回が初めて。
※Youtubeの方は現在は全話日本語の字幕がついていたと思いますが、ちょっと前に覗いたら地域限定公開になっていて日本からは視聴できなくなっていました。
なので、あのシーンやあのシーンにどんな字幕がつくのかなと、
新鮮な気持ちでこれから毎週楽しみにしております。
前置きが長くなりましたが、ここから感想です。
EP.1 親友
【ざっくりあらすじ】
芸術学部映画専攻3年の「サード」と「カイ」は新入生の頃からの親友。
彼らは同じく映画専攻3年の「トゥー」と「ボーン」と合わせて「ギャングスターズ」と呼ばれる大学内でも注目の存在だ。中でもカイは服を替えるように女の子をとっかえひっかえするモテ男。そんなカイにサードは3年もの間、密かに恋をしていた。
カイと映画に行く約束をデートのためにドタキャンされたり、カイと彼女の痴話喧嘩に巻き込まれたりと散々な目に遭うサード。
3年間の片思いを終わらせようと、カイとの思い出の数々を破り捨てているところをトゥーに見られ、サードがカイを好きなことがトゥーに知られてしまう。
EP.1 感想
もう第一話から切なさフルスロットルなんですけど…
好きなシーンは挙げたらキリがないですね。
映画に行くことになってウッキウキでオシャレするサードとか、
二人で楽しそうに映画レビュー撮るところとか、
サードの「カイに惚れてなかったら100人と付き合えた」という謎イキりとか
でも、特に自分が「あ、このドラマ、ハマるな」と感じたのは、カイに新しい彼女ができて失恋したサードが泣きながら水被ってるシーンです。
もう胸が締め付けられるような「キュン」を確かに感じました。水道代払ってあげたい。
それから、ギャングスターズで卓球するシーンも大好きです。
このシーンのモノローグで、サードがカイに恋をしていることを明かすのですが、カイにピンポン球を渡すサードとか、サードがカイを見ているときの表情とか、「ああ、恋してるんだな」っていうのがすごく伝わってくるんですよね。
「Theory of Love」はこういう映像の美しさも魅力だと思います。
あと、冒頭のサードの映画レビューのシーン。
2周目に見たときに鳥肌立ちました。
多くは言えないのですが、すごい!こういう演出燃えるので、自分は大好きです。
というか、こんなブログ書いといてあれなんですが、
初見の人は是非6話くらいまでは先の展開に関する情報は一切入れずに見てみてください。
自分は6話見る前にちょっと先の展開を知ってしまって、後になって完全に知らない状態で見たかったなあとちょっぴり後悔しました。
1話を改めて見て思うのは、序盤は失恋の描写がポップというか、割とコメディタッチだったなと。
でも、徐々に本気で苦しくなってくるような、サードの言葉を借りるなら「どん底」に落ちていって…。
切なさが凝縮された、「Theory of Love」の世界観にずぶずぶと浸かっていくような回だと思いました。
あと、何度見てもオープニングもエンディングも大好き。
オープニングの曲、「Intro of Theory of Love」
「Theory of Love」の美しさ、切なさ、世界が色づいていくような暖かさとか、「Theory of Love」の中に詰まっているもの全部がそのまま曲になったみたいで、毎回絶対飛ばさないで見るくらい大好き。
好きすぎて最近目覚ましのアラームこれにしました。
エンディングも、サードやカイのことを想いながら聞くとね…本当しんどい…好き…
ドラマの中でアレンジバージョンも流れてるけど全部好きです。
というか、「Theory of Love」の劇伴曲全部良い。
さて、失意のサードの元にギャングスターズのメンバー・トゥーが現れたことでサードの「映画」は新たな展開を迎えます。
EP.2 ラブ・アクチュアリー
【ざっくりあらすじ】
サードがカイを好きなことを知ったトゥーは、サードの恋を応援するため、あの手この手でサードがカイに告白できるチャンスを作ろうとする。しかし、なかなかカイに告白する勇気がでないサード。そうとは知らないカイは、元気のないサードを喜ばせるために映画に誘う。
カイと映画に行ったことをきっかけに決心がついたサードは、名作映画「ラブ・アクチュアリー」を真似てカイに愛を告白するが、鈍感なカイには届かなかった。
見かねたトゥーが編み出したのは「家賃が払えないと嘘をついてカイのルームメイトになる」という作戦。首尾よくカイのルームメイトとなったサードはここが自分にとってのターニングポイントになると感じる。
一方、ボーンはアルバイト先のカフェで「パーン」という女性に出会う。
EP.2 感想
うわあ~~~~~~~~!!!きゅんきゅんする!!!
トゥーに知られたことによってサードの恋が動き出す回なんですが、
この回、シリーズ全体の中でも特にすごくかわいい回なんですよね。
そして美しい一瞬がたくさん詰まってる。
カイとサードで環境音を取りに行くシーンとか、
ルームシェアを始めて、2人で一緒に泣きながら部屋で映画を見るところとか、
挙げたらキリないんですが、
個人的に一番お気に入りなのは、カイとサードの2人が映画に行くシーン。
このドラマは映画が題材なだけあって、
映画を見るシーンが何度もあるんですけど、その時々で色合いが違くて、なんか「映画を見る」っていいなって思えるんですよね。
エンドロールが流れて、周りの人が皆出ていって2人きりになる瞬間のカットとか、
改めて見たら、すごくグッときました。
そのあと、2人で映画について語りあうシーンがすごく好き。
このシーンの字幕で「今日のカイはムキになっている」とサードが言っていたので、「カイがムキになっている理由はなんだろうなあ」とつい考えちゃいました。
サードは「まるで自分に告白しろと言っているみたい」と言ってましたが、
この時のカイが「実はサードを親友以上に好きで映画のシチュエーションに自分を重ねている」っていうのはちょっと希望的観測が過ぎるような気がするんですよね。
映画の中のヒロインが自分の気持ちを理解していながら行動を起こさなかったことが、カイ自身の行動指針に反するから苛立ったのか、それとも、何かカイ自身のコンプレックスに関わるようなものだったのかなとちょっと思ったり。
でも、ミルク(カイの彼女)と別れた後、サードの部屋に行って「映画を見よう」って言ってきたり、元気のないサードを喜ばせようとしたり、カイにとってサードがそれなりに大事な存在で気を許せる間柄なのは本当なんだろうなと思います。
カイのことは今後、話が進むにつれてまた掘り下げられていくと思うので、それを楽しみにしたいですね。
改めて見て思ったんですけど、映画中に居眠りするカイを覗き込むサードとか、サードは何でもないちょっとした仕草がかわいいし、
カイもね…全部知ったうえで見るともうこの時点でかわいく思える…というか、一目惚れした相手が日頃あんな感じで接してきたらそりゃ3年間片思いやめらんねえわ…
あと、トゥーが優しすぎてあんなのすぐ好きになっちゃうし、本当にサードのそばにいてくれてありがとう…。
ボーンの掘り下げはまだこれからなんですけど、部屋が汚いところ以外は彼もめちゃくちゃ良い奴なんだよ…
ボーンがバイトしてるカフェも行ってみたくなるくらいおしゃれだよね。
自分のDVDと引き換えに映画を借りられるっていうのも素敵だし。
コーヒー派じゃないんですけど、このドラマ見ると冷たいエスプレッソ飲みたくなる。
ーーー
さて、
サードはトゥーという味方もつけて、
カイとルームシェアも始めて、
あらなんだかいい感じじゃない?
とそんなところでEP.3に続くのですが、
そう簡単にいくわけねえ
ここからどんどんね…
もう毎回胸がギュッ!!てなるから……
楽しみですね